みなし残業とは?会社にいいように扱われないための知識武装

      2015/04/11

夜のビル募集要項などに「みなし残業含む」とか書いてあったら一瞬尻込みしてしまいませんか?

さて、みなし残業ってそもそもどういう制度なのか?違法じゃないのか?

仕事を探していても、今勤務している会社でも、一度気になったら止まらない、みなし残業の正体を解説していきます。

新しい職場を探す時の参考に、また、会社にいいように扱われないための知識武装に、お役立ていただけたらとおもいます。

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みなし残業って何?

会社が社員一人ひとり残業時間を把握できないから、40時間なら40時間と、きまった時間分残業を行ったとみなす制度

みなし残業を導入している企業は、だいたい「○時間分」などと、みなし残業時間が決められています。 仮に40時間のみなし残業を含む、と書いてあれば、月にあなたが40時間残業しようが10時間しか残業しなかろうが、 40時間文の残業代が基本給に乗っかって支払われます。

残業時間が既定の時間を超えれば、もちろん残業代が追加される

よく勘違いしてる人がいますが、もし残業時間が40時間を超えた場合は、もちろん追加で残業代が支払われます。 「残業代を最初に出しておくから、もし超過してもそれ以上は払いません」は違法です。

 

こんな感じでみなし残業制は、仕事柄イレギュラーな対応が多い仕事(例えばシステムエンジニア)などに適用されることが多いようです。
毎月の残業状況もばらばらだし、どれくらい残業してるか把握するのが大変だから、もう40時間残業して働いたことにしとくね、という話。

みなし残業の強制力

残業とは、業務命令者からの命令を受けて行います。 逆に言えば「みなし残業代払ってる分は働いてもらう」という考えを上司が持っていても、必要な仕事を頼まれれば、それを拒否する権利はこちらにはありません。 もちろん、36協定に従ったうえで、ですが。

正直、「え、今日じゃなくても良くない?」っていう仕事が降ってくることも多く、その場合みなし残業の意味としては本末転倒なのですが。 本当は仕事が大概あるから、先に残業代を払っておく制度であって、お金払うからもっと長時間拘束させろ、っていう制度ではないはずなのに。

というわけで、個人的には募集要項に「みなし残業」とあっただけでちょっと尻込みします・・・。 裁量労働制(後述)とは話が違います・・・。

みなし残業と裁量労働制との違い

みなし残業は残業だけの話。裁量労働制はみなし労働時間の話。

みなし残業は「1日○時間残業したことにする」という制度であるのに対して、 裁量労働制は「1日○時間働いたことにする」ということ。

裁量労働制で「1日9時間働いたこととみなす」とした場合、労働時間が5時間だろうと10時間だろうと9時間働いたことになります。

これだけ聞くと従業員側が凄く不利に聞こえますよね。

なんでも裁量労働制にできるわけではない。

裁量労働制は誰にでも適用できるわけではなく、「専門業務型」と「企画業務型」の2種類に属する仕事のみ適用できます。

専門業務型裁量労働制

プログラマーやクリエイティブ系、開発職などの専門的業務。 労働時間の管理自体が重要ではなく、仕事の進め方をそのひとの裁量にゆだね、成果を出してもらうための裁量労働制。 もちろん個人の裁量で仕事ができるので、スケジュールなどを自分で管理しなければならないと同時に、指揮命令を受けることもない。 すなわちぶっきらぼうに言うと、「残業しろ!」ってほかの誰かが仕事持ってきても「関係ないっす」が通用します。

企画業務型裁量労働制

企業内の管理部門など、事業運営の企画・管理・調査などの業務。いわゆるホワイトカラー。 この辺も従業員の裁量に業務が委ねられ、裁量労働制が適用できる。

事業場外労働とみなし残業の違い

外回りの営業職など、主に職場の外で仕事をする人には、何時間働いてるかを把握するのが難しいので事業場外労働者としてみなし労働時間制がとられたりします。

これは意外に厄介で、8時間を超える部分が多めに見積もられていればいいですが、少なく見積もられてると、実質不利をこうむることもしばしば。 ただし、事業場外労働をこなして帰社し、定時後にミーティングなどが入った場合は、それは事業場外労働ではないので、別途時間外瘻度として相応の残業代が支払われなければなりません。

まとめ:みなし残業は「残業時間の月平均を知る目安」

仕事を探しているときに参考とするならば、みなし残業がついている会社は「通常そのくらい残業がある会社」ととらえるのが良いでしょう。 どうしても残業がいやだ・・・という場合は、少なくともみなし残業制をとっていない会社を選ぶべきだと思います。

最後にもう一度強く言いますが、みなし残業は「それ以上残業代を払わなくていい制度ではない」ことを本当に覚えておいてください。 残業が気にならない人なら、みなし残業制そのものはそこまで悪影響は及ぼさないはずです。


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