突き返された退職願、理由に「一身上の都合」は今でもマナーか?

      2017/02/13

退職理由一昔前まで、いや、今でも退職願の理由に「一身上の都合により」と記載するのは常識と思って疑がわない人がほとんどだと思います。

もちろん私もそう思っていました。

しかし、今では「一身上の都合により」では退職願を受け取ってもらえないことも多いのです。

そこで、そもそも「一身上の都合により」がどうしてビジネスマナーなのか、また、「一身上の都合により」と書くなor書けと言われる理由はなんなのか、それを踏まえて退職願の理由はどう書けばよいのかを解説します。

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1.退職願の理由に「一身上の都合」と書く理由

1-1 円満に穏便に

わざわざことを荒らげる必要はない、という考え。 会社に対してというよりも、残っている人たちのためにも、会社の雰囲気を壊していかないようにする、というほうがしっくりくると思います。

1-2 本当のことを言わなくてもいい

わざわざ本当のことを言って印象を悪くしなくてもいい、ということ。 会社への不満というよりも、自分がどうしたいか、自分がこうしたいから会社を辞めたい、という場合に、会社に自分のマイナスイメージを持たれないために、一身上の都合と書いて、理由を隠します。

1-3 自己主張をしないという私たち日本人の美徳

欧米人などと違って、私たち日本人は「沈黙は金なり」を地で行く民族です。 自己主張はどちらかというと嫌われる、というより、しない、というのが私たち日本人の大多数の「常識」となっています。

1-4 会社との縁を大切にする

上記3つを総合すると、会社の縁を大切にする、という答えが見えてきます。 もちろん、自分がとても良い会社と感じていて、いられるならば続けていたかったと思えるような会社であれば、縁を大切にしたいと思うのも当然でしょう。

ただ、不満だらけで辞める場合に「一身上の都合」、と書くのは、ただの右に倣え的に使われる「マナー」に過ぎないでしょう。

2.「一身上の都合」が退職願の理由として通らなくなってきた理由

どんなに嫌でも「一身上の都合」と書くのが当たり前とされてきた日本で、なぜ今「一身上の都合」が退職願の理由として通らなくなってきた野でしょうか? 主な原因は時代の流れとともに、「マナー」では済まされないことが起きてきたことによるようです。

2-1 不当解雇にも使われてた

いわゆる首切りの際、会社側が強制的に退職理由に「一身上の都合」と書かせて、社員の意志で辞めていったことを強調するように誘導していた、ということがありました。
その結果、退職理由に詳しい内容をきちんと記載させ、そういった不当解雇ではないことを明確にするために、「一身上の都合」と書かせない企業が増えてきました。

この弊害として、「一身上の都合」と書かされること自体に嫌悪感を覚える人も少なくなくなってきており、マナーとはわかっていても、そう書きたくはないと思う人が増えてきているのが現状です。

2-2 会社の今後の方針に役立てる

中には、退職していく社員の退職理由をまとめ、会社が人が辞めていかないよう社内の改善に活かそうという企業もあるようです。

3.逆に退職願の理由は「一身上の都合」と書け、と強要される理由

3-1 上司の監督能力が疑われる

退職願の理由には「一身上の都合」と書くことが「常識・マナー」とされている世の中で、その常識・マナーが守れていない社員がいる、というのは、ひとえにその上司の教育がなっていないからだ、という考え方です。 なので、上司がそのさらに上の人から評価を落としかねない事態を避けるために「一身上の都合」と退職していく社員に書かせます。 逆に言えば、そこに「情報操作したい」といういわゆる会社的な考えはありません。

上司に恨みでもない限り、言うことを聞いてあげましょう(笑

3-2 労働基準監督署などに提出する際の会社の防衛策

特にケンカ別れに近く、会社に不満を持って辞めていく社員に対して、後々「自己都合なんかじゃない」、「会社の所為で辞めざるを得なかったんだ」といった具合に労働基準監督署に申し立てられた時に、会社側の正当性を主張するために下手なことは書かせない、という理由で「一身上の都合」と退職理由に書かせます。

3-3 社会人のマナーとして

とにもかくにも退職願の理由は「一身上の都合」と書くものだ、という形式的にマナーだと会社が思っている場合がこれ。 「一身上の都合」が通用しない場面が増えてきているとはいえ、未だこの習慣を大前提とする会社が半数以上でしょう。

この場合、書類とは別に、「本当の退職理由」を聞かれる場合があります。

「一身上の都合」と書きたくない人のための退職願・退職届講座

まとめ:現代社会の退職願の理由の書き方

日本人は目的より習慣が優先される民族です。カタチが一番大切です。

なので、特別な理由がない限り、私がおすすめする退職願の理由はやはり

「一身上の都合」

です。

「一身上の都合」がマナーだと考えは、たとえそれでは受け取ってくれない人、会社であって頭の片隅にはあります。 よって、そう書いておくのが一番当たり障りがありません。

それで様子を見つつ、直してと会社がお願いしてくることはあっても、直せ、と咎めてくるような会社はありません。 会社にに言われてから、それ従うのが一番まるく収まる方法と言えるでしょう。


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